予備検査とは、ナンバーがない車両のための車検のこと。検査を通過することで「自動車予備検査証」が交付されます。ちなみに、予備検査と車検で検査内容に違いはありません。予備検査を受けることのメリットは、新しい車両オーナーが車検を受けることなく「車検2年付き」の登録ができることです。すぐに新車でカーライフが送れるので、新オーナーにとって嬉しいことは言うまでもありません。
輸入されたばかりの車両がいきなり予備検査を受けることはできません。まずは税関を通り、テストコース・試験場にて排気ガス・ブレーキ・電気系統の検査を受ける必要があります。検査に通過して書類を提出し、陸運局から許認可を得て初めて予備検査が受けられるのです。